2019年2月に放送されたNHKの「第2回 江戸あばんぎゃるど — ガラスを脱いだ日本美術」の私的まとめです。第1回の「アメリカ人が愛した日本美術」の私的まとめの続きで、第2回のその2です。
番組の多分ハイライト的なシーンのひとつである京都嵯峨嵐山の二尊院の畳の部屋での円山応挙の「鳥図屏風」の映像。その朝から夜までの時間経過を映し出した後、映像はニューヨークへ飛び、美術商のレントン...
2019年2月に放送されたNHKの「第2回 江戸あばんぎゃるど — ガラスを脱いだ日本美術」の私的まとめです。第1回の「アメリカ人が愛した日本美術」の私的まとめの続きです。
第2回「 ガラスを脱いだ日本美術」では、タイトルどおり、ガラス越しではなくリビングや和室で目の前においた作品を、一日の時間の経過の中で鑑賞すること、その価値を見いだすのが番組の主題だった。私は、ディレクターであ...
2019年1月に放送されたNHKの「第1回 江戸あばんぎゃるど」の私的まとめの続きの最後、その3です。
5. ハリー・パッカード番組では、田島充さんという美術商の方がご自身の思い出を話されていた。「 シャーマン・リーは強引だった」と言われるとともに、パッカードについては、パートナーとしてアメリカでビジネスをしたにもかかわらず、お金の問題で決別したともおっしゃっていた。当時のアメ...
『日本UFO研究史』
CBA出身の天宮清氏が先日上梓された『日本UFO研究史』の「第3部 国内のUFO研究史」には、その50年代以降の黎明期における日本空飛ぶ円盤研究会、近代宇宙旅行協会、CBAなど、そして70年代以降の氏が「第二世代」と呼ぶ日本宇宙現象研究会およびその周辺に至る、いわばメインストリームにおける登場人物が整理されていてとても興味深いです。
ところ...
2019年1月に放送されたNHKの「第1回 江戸あばんぎゃるど」の私的まとめの続きです。
3. エイブリー・ブランデージ1941年、日本がアメリカに宣戦布告しアメリカにある日本資産は凍結された。翌年、米政府が美術商山中商会から没収した美術品を、競売でいわばたたき売りされたものを、シカゴの富豪ビジネスマンでIOC会長も務めたブランデージが買い集めたという話で、これだけ聞くとなんと...
70年代のUFOブーム期には、大規模なUFO展から店舗やイベント会場の一角での小さなUFO写真展まで、各地で数多く行われていたようです。
僕が見に行った範囲で紹介したいと思います。
1974年9月:UFO展-大阪日産ギャラリー当時、ラジオ大阪で「UFO—こちらOBC」というUFOに関する深夜番組やっていて、中学生だった僕は、多分それでこのイベントのことを知った...
2019年1月に放送されたNHKの「第1回 江戸あばんぎゃるど」の私的まとめです。何回かに分けてアップします。
番組では戦前戦後のアメリカ人の日本美術コレクター6人が紹介されていました。以下の6人でした。